明和電機ツアー「ボイスメカニクス」 2011年10月19日水曜日

以前はワッハ上方のホールだったところが、事業仕分けでホールだけ吉本直営になった「5upホール」でのライブです。
開場30分前からしかエレベーターで会場に上がれない。
18:00きっかりにエレベーターで5階へ、まだまばらにしか人が居ない。
で、、、入り口近くに立ってたら、その後ろに人が並び出した。
「なんか、私ら列の先頭になってるで」と一緒に行ったさばさし氏と話しながら、開場を待つ。
時々、マネージャーM君と世間話しつつ、時間つぶす。


18:30開場、もぎりのお姉さんにチケットを見せると
「え?え?、、、聞いてきます」
ファン特典で社長がサインした特製チケットと会場のチケットの2枚があって、
両方見せたらどっちをもぎればいいの?ということだった。

結局会場のチケットだけもぎるようで、社長のサイン入り特製チケットはそのままでした。
さばさし氏が一番、私が2番目に入場。
物販を見て、速攻チワワ笛のパンダとオタマトーンのチャーム購入。
ライブ中吹くこともあるだろうからと、パッケージから出して準備OK。

いざ会場へ!
毎度の事ながらA列真ん中あたりに着席。
見かけたことのある顔をあっちこっちに発見しつつ、名前の分かるのはN氏ぐらい。
平日の19時ってのは社会人には辛い時間よね。

5upになってからはじめて入るホール、ワッハ上方の時は緞帳があったのに、
明和電機だから?セッティングが舞台ぎりぎりまでしてるから?
緞帳なくステージが丸見え。
初めて見る鍵盤ハーモニカをMIDI&バグパイプ仕様にした楽器と、
試験管をパンフルートにした物を愛でる。
明和電機の造形物は無駄なシステムなのに形は研ぎ澄まされて美しい。
既存のシステムを「自分がつくったもん」的にしてしまうところも、、、
あ、、、いろいろ思い出したけど、それはまた後で。

19:00開演。
パチモク背負った社長とコイビート下げた工員さん、社長の替え添え人の工員さん登場。
パチモクのウイングが上がり、「パチコイ」始まる。
ここから始まるとお兄ちゃんを思い出すね。

曲順おぼろげだけど、、、(ひとのつぶやき見ながら曲順参考にしました)
多分「ワンノートサンバ」
東京公演で火を噴いたらしい放電魚をパチモクならしながら弾く社長。
演奏後「100Vが流れてまして、鉄琴の所にバチが当たると青白い火花がほら、、、アーク放電ですね」って
嬉しそうに話してました。
放電魚の裏側って真っ黒なんだよ。放電してこげてるのね。


「亡き王女のパバーヌ」
オタマトーンで3人で演奏だったっけ?

パンチ君&レンダちゃんダンスが前半にあったような?
2体にかけられた布を取りスタンバイするはずが、、、、

工員さんのありえないミス、なんとレンダちゃんの首を布と一緒に取ってしまった。
むき出しの首、、、

あわてて布で隠しながらセットするも、、、ばねが外れたままだったので、、、、飛ばなかった。
ま、そういうのもひっくるめて明和電機なので、それはそれで面白い。



「お陽さまみえたら布団ほして」
工員さんがアルトリコーダー吹いてました。

この後パチモクはずすのね、一人でパチモクは下ろせないから
工員さんに手伝ってもらって、、、一人でおろせないから、、、
そこは大人の話ね。

「一番ステキな体でいこう」
まだ会場が暖まってない、、、座ったまま踊れない。
イスがぎっちりで、動けないよ〜

久々にサバオちゃんが「こんにちは〜」「こんにちは」
「そんな小さな声じゃきこえないよ〜」とか、
「チワワ笛で〜」っていうので、「ぶぶぶぶぶ〜」って吹いたら
「うるさ〜い!」って言われたよ。(笑)
いつもの事だけどね、、、サバオちゃんが元気でよかったよ。
初めは顎のネジがグラグラで、工員さんにレンチ持って来てもらって、
すぐに対処できるはずが、なかなかネジに合う4ミリのレンチが出てこなくって、
社長が「それは3ミリだよ」とドSぶりを発揮。
工員さんあせって、何度も3ミリのレンチを出したり引っ込めたり、楽しかった。

「サバオの歌」
ちゅっちゅらぶらぶなのだ。
おにいさんもサバオみたいになりたいな〜、なれるさ〜、なれないよ〜



で、工員さんにデカサバオセットされる。
「ママは試験管」
顔がパカンしそうで、社長が編み出した技は「鼻の穴を指で押さえる」です。
そう、鼻の穴に指突っ込んで「くっさ〜」状態なのです。

ま、、、いいけどね。岡八郎さんの「くくくくっさ〜」が頭のなかでリフレイン。

この歌終わりで社長はデカサバオつけたまま、工員さんの介助ではける。

「麦の歌」は自動楽器のみで演奏。
鍵盤ハーモニカの風船が途中で空気が入らないのか?
コンプレッサーが五月蝿いと電源を切ったためか?
空気がなくなって音が鳴ってない。
ん、、、しかもメカフォークのストローク部分のピックが弦に当たらない位置で
ロックされてたので、音が鳴らない、、、
そういうの込みで明和電機なので、それはそれで面白い。

曲が終わってから、社長が出てきてピックの位置を直してた。


大きなオタマトーンもって出てきて
「MIDNIGHT IN EASTER」
かっこいいんだ、曲がね。
ベースラインが好きなんだ、あと、、、ヲノさんがいれば、、、
ティンパニーを叩く社長、チューニングする社長もかっこいいです。
チューニングのペグをねじる手首が、
男の人にしては異常に柔軟に手首が回る。

どの辺でゲストが出るんだろ?と。
東京ではNUTが「おめでトーン」を歌う辺りでゲスト?と思ったら、
そのまま進行。「おめでトーン」は誰が歌う!?っておもったら
「野郎で歌います、野郎おめでトーンです」って、、、
それはそれでレアなんですけど。
振り付けの練習をさせられて、座ったまま踊る。


そろそろ起立して行きましょうという呼びかけとともに立つ。
「ギンギラギンにさりげなく」
この辺で社長ロックンロールモードだっけ?
台湾の歌手の動画を見て「かっこいい!」って社長が思ったパラパラ風の振り付けを踊ってた。
80年代のなんとなくまだおっとりと120BPMぐらいで十分乗れた時代の
腰なんかぐるぐる回すことなく盆踊りっぽい振り付けで満足だったあの時代を髣髴とさせる。
でも、なぜこの選曲なんだろ、、、

「イカリを揚げよう」
どんどん盛り上がっていくよ!

この間ぐらいかな?
モンスターエンジン登場
西森君が実家の作業着姿で出てきて「東大阪〜!」と叫び「鉄工所ラップ」を歌う。
伴奏はギターラのベースが淡々と流れるなか、
「コウシタンタン〜」と歌う。
社長が鉄工所ラップ動画を見た時にシンパシーを感じたらしい。

続きまして、大林君の笑福亭仁鶴師匠の物まねで「さくらんぼ」
もうね、爆笑ですわ。
「えがおさく〜」の所で、社長が肩をガクってさせて、
面白いんか、不安なんか、ちらちら こっち見るんですわ。
黒いサングラスしてるから分かりにくいけど、客の反応見るわけですわ。
そりゃ大阪ですから、こういう笑い大好きですし間近で見れるのは嬉しいですわ。

西森君も大林君も場違いちゃうか?って気にしてたけど、
ものごっつ〜面白かったです。

次のイベントでも吉本の芸人さんと絡んで欲しいです。

「地球のプレゼント」
イントロのオルゴール、哀愁のオルゴール、ステキです。

ここで、一旦解散。

社長着替え。バリバリバージョン&頭オールバック。
ハリセンボンブ持って登場。
「港のヨーコ」をバックに会場を獲物を探してうろうろ。
ロックオンしたらハリセンでしとめる。
今回も3人が犠牲になった。


バウガンの登場。
チワワ笛との吹き比べをする。
「犬のおまわりさん」
お客さんはチワワ笛で対抗する。
途中工員さんが何故かはけてしまう。不具合でもあったのか?


武田丸登場。
マウスピースがない!?以前はアルミパイプにごっついパイプがついてたんですが、
前見た時もぽろっと外れて、アルミのパイプ部分を取ってたような、、、
で、今回も工員さんがマウスピース部分(禁煙パイポらしい)を探しに行ったが、
「チワワ笛でもいいです」との社長の声に、「チワワ笛」のトラを持ってきたが、
うまく行かず、アルミパイプの部分を取ろうとして、、、
根元の接合部分から折った。バキっと、、、折ったのよ。

パララ パラパラ パラリララ〜とヤンキーホーンがうなる。
「ツクババリバリ伝説」
プードルズ登場、どんどん客席ヒートアップ。
腕を振ってフリをまねるんだけど、お客さんの腕のフリがどんどん大きくなり加速される。
ぶんぶん風が来るぐらいね。

派手に盛り上がった所で「社歌」

サビの振り付けの練習をする。
私が振り返って見る限りでは、全員完璧なほど踊れてた。
ほとんどが古いファンなんだろう、、、みえるのが10列ぐらいだけど、、、
平均年齢高かったし、、、

最前列で見るライブは楽しいぜ!
あまりに近すぎて超現実逃避できるぜ!

アンコールの後のアンコールでは社長一人出てきて、
「東京公演では全部の楽器が壊れたけど、大阪では7割は大丈夫でした」とのこと。
鉄の強さと繊細な楽器の対比が、母性本能くすぐるのだろうか?






自分の過去のレポ見ながら、7年前のライブって何やったやろ?と思ったら
なんばハッチでのライブやったのね。
マイムマイムで舞台にあがったあれがそうだったのね。
翌年のはツアーじゃないから、7年ぶりのツアーってことなのか?

また来年も製品発表会して欲しいです。


続きましてサイン会
物販1000円以上購入で、サインチケットもらえます。
毎回、ライブや報告ショー終わりにサインしてもらいますが、
社長の体力とマメさにびっくり。

並んでる時に、マネージャーM君がそわそわあせってる。
「この後、すぐに高知にいくんですが、ゆっくりサインしてるから、、、」
じゃあ、前もって色紙にサインしたのを配るとか、あるやん。
昔アベノのHMVでのイベントでは
すでにサインした色紙を兄弟が配り握手するってのがありましたけど、、、
ま、、、社長の気持ちだからサイン会って。

私の番が来て、製品にサインじゃなくて、吉本のスケジュール帳にまたサインしてもらった。
スケジュール帳だといつも持ってるからね。
今年は何回イベントに行ったとかすぐにわかるし。そういう風にしてます。

サインもらったら、夜も遅いので早々に帰りました土佐。