太陽の塔 公開見学会 2004/03/07

大阪では珍しい小雪の舞い振る中、万博記念公園にドカ〜ンとたっている太陽の塔の内部を見学できるというイベントに当選したので、家族で行ってきました。

まあ、曇り女の名の通り道中吹雪いていましたが、万博に着く頃には雲の間から青空が覗くというまずまずのお天気。
ただ、、、寒い。
今回の応募は万博記念公園のホームページで告知されていたもので、往復はがきで応募するのです。
で、ハズレた人には「万博記念公園」の割引入場券が返信されます。
1枚の当選はがきと2枚のハズレはがき。
3分の1の確立だと、まあええでしょう。前回1枚しか送ってなかったので、今回は3枚も送ったんだから!

3時から3時半に入れるという事でしたが、「行ったもん順」に入れました。
というのも行った時に、極端に人が少なかったのもあったのだろう?で、すぐに次の回に見れたのです。
首から「私は見学できるのよ〜ん」といわんばかりのうれしがりの札を下げ、塔の横の通路に並んでました。
時折スタッフの方が「通路が大変滑りやすくなっております。写真・ビデオなどによる撮影は禁止〜」云々〜案内していました。

「では、見学に参りましょう」との案内で、太陽の塔の広場横の売店に向かう階段を降りていく。え?こんなところ?
といぶかる人達。鉄の扉の向こうは幸せの道が続くのよ!
これって、関係者通路というものなのか?殺風景なコンクリート打ちっぱなしの高さ2メートル弱のゆるい上り坂の通路に案内された。ボブサップなら頭がつっかえて通れないや
ん!
ここでしばらく待つ。内部の説明を書いたプリントもここで渡された。

子ぴろぴろ、夫ぴろぴろとも、私に付き合わされた訳だが、めったに見れない内部とあって、ちょっとうれしそう。
 まあよかったわん。

いよいよ内部へ、先に入っていた人が満足気に出てきた。はやる気持ちを抑えてスタコラサッサと入っていく。
20人ほどの人が1Fフロアーに入って説明を聞く。説明用に新しく録音されたものを聞き、補足をスタッフの方がされた。

太陽の塔内部は45メートルの「生命の樹」がドカ〜ンと真ん中に立っていて、そこから伸びた枝には下から順に「原生類時代」「三葉虫時代」「魚類時代」「両生類時代」「爬虫
類時代」「哺乳類時代」の生命が誕生する過程を順を追って模型が作られ飾られてある。
当時は300体ほどの模型のうち、電子制御によって動くものもあっていくつかあって、それはそれはステキな世界が広がっていたんでしょう。


また良く知られている太陽の塔は実は展示の一部であって、本当は「地下展示」「地上展示」「空中展示」の3つからなり、太陽の塔は「地上展示」になります。
え?じゃあ地下展示って?と思われる方、それは入り口から太陽の塔まで続いている芝生の部分が「地下展示」
そこには、根源の世界・生命の神秘をテーマに人間の進歩とエネルギーが表現されていたようです。資料がないので、もっと知りたい方は各自調べてください。

地上展示は、太陽の塔内部。テーマは「調和の世界・現代のエネルギー」
塔正面に向かって左側にアーチ型の入り口があり、壁伝いに階段が半周するように作られていて、もう少し進んだところにエスカレーターが、4本。降りたところから半周して次
の回に進めるよう作られていた。
最後のエスカレーターを降りると塔左腕のところに着く。そこから半周して右腕内部にあるエスカレーターに乗って、空中展示てと進むそうです。右腕から外にでるのね。
実際には1Fしか入れないので、そこまでは知らないし、分からないが、最近TVでも内部を取った映像がちょくちょくでてますね。

そして空中展示は、未来について「進歩の世界・分化と総合/組織と情報」をテーマに、以前太陽の塔の周りにあった屋根というかベランダというか、、、そこに展示されてたそ
うです。
そう、この太陽の塔の屋根をしってるか?どうかで?年代が分かるのよ。
はっきり覚えてます、太陽の塔って昔は顔のピカピカの部分しか見えなかったのよ。
車で通りがかると、ピカーーー!と光る顔が怖かったのよ。屋根が取られたのがつい最近?
塔の胴体部分の顔や後ろの絵がはっきりと見えるようになりました。

ちなみに、空中展示を見た人は外にあった階段?で地上に降ります。だから、太陽の塔は一方通行なのだ!

見学に来ていた人達は、30代後半から40代の家族、とってもキャピキャピした20代前半のお姉さん達、一人で来てる岡本太郎先生を敬愛する男性(多分遠方から来てる?)、
アート系の学生?と色々です。
内部での話をそれとなしに聞いてると「お父さんが子供のときは、このエスカレーターで登っていけたのに〜」「この塔に登って立てこもった人が居てな〜」


これって、「クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶモーレツ オトナ帝国の逆襲」?



まあ、思い出にふけるには、早いか?
興味のある方は、万博のホームページを時々チェックしてみてください。
いい情報がゲットできるかもよ?

太陽の塔写真集、正面も後ろも入れるよ!


こってこえちゃんも太陽の塔を見てびっくりしてるところ