ぴろぴろ東京紀行 2003/01/18〜19

久々の上京であります。
前回は、明和電機が「HEY HEY HEY」に出る!と聞いて、無理やり公開録画に行けるようにした時以来だ。
しかも、前日ヲノさんのルパンナイトで、大阪のクラブで踊り明かしてそのまま新幹線に乗った、、、という、
今では考えられない事をしていたもんだ。

1月18日(土曜)小雨
うわー、やらしい雨。しとしとと、、、強烈に降ることも無く、またやむこともなく。
夫ぴろぴろに新大阪まで送ってもらう予定だったが、雨のためとりあえず、最寄駅まで乗っけてもらう。


8:16 新大阪発ひかり212号(多分300系?)で、新大阪を出発、一路東へ。
久々の新幹線、窓を流れる景色も新鮮で、めっちゃ田舎もんを自覚する。
だって、、、、高槻付近で「明和工務店」なる看板を発見!ちょっと得した気分。

京都手前では、動態保存されている汽車がいっぱいある梅小路の横を通る。
寒いときは、汽車のモクモクあがる煙がよく見えるから、迫力あっていいね。
でも、この日は、朝が早くて、走ってる汽車はなかったけど、、、残念。

栗東辺りから、雪が日陰に残ってたり、霧がすごくって、山の真中に天使の輪状の霧?雲?がかかってたり、幻想的。

中でも、富士山が、頭の上だけ雲の上に出してる姿は、圧巻。これが見れただけでも満足じゃ!

11:16定刻通り東京駅に到着。
一路、待ち合わせの京橋まで行く。
地図上では、歩いていける距離だよな?と思いつつも、知らないところだし、言われたとおりJR神田まで行って、
営団地下鉄で京橋まで行く事にする。地上に上がってびっくり、、、、、、

あ、、、東京駅ってあれ?って言うくらい、近い距離を電車で移動してました。

羽魚さんと合流、大阪的お土産を渡す。
ギャラリーに行く途中、「警察博物館」の前にある看板「まわりさんの書初め展」に目を奪われる。
きゃー、引かれるわ!
入口には白バイ&ピーポ君、さっそく羽魚さんに写真を撮ってもらいました。

それが、これです。
 管理人ぴろぴろ

れっつ・警察博物館!

1Fは、ヘリコプターやサイドカーの着いた白バイ、赤バイ、黒バイ、
そして、コスプレ用の子供サイズの制服&ヘルメット。
警察にあこがれる少年少女達よ、ココでええ体験できまっせ!

2Fは、年表や勲章、さらっと見て上に

3Fは、ホンモノのピストルやサーベル、制服の移り変わりや浅間山荘で実際に使われた盾が展示されてました。
盾には銃弾の跡が、なまなましく残っていてね、、、、こわいっす。
で、ぐるーっとまわってくると、**巡査が**事件で犯人と格闘の末殉職、
そのときに着用していた刃物でずたずたになった制服がありました。

ん、、、大変だね、、、あれ、このコーナーそんなんばっかりやん。
あれ?黒いふちの白黒写真がいっぱいはってるやん。
え、、、これって、、、殉職された、、、うわー早く出よ!

と4Fへ、
警察音楽隊が昔に演奏した「君が代」が聞けるミュージックボックスがあり、まったりと聞く。
あれ、なんか洋旋法で、メジャーな感じになってる?
メロディーが違うよね、と羽魚さんと話していました。

そして5F、ココまで来るとなんか「ブルース・リー」の映画みたい?って思うのは何故?
お待たせしました、「おまわりさんの書初め」です。
警察学校の生徒さんから、現役のお巡りさん達の綺麗な書。
そのとき、「今から広報誌に載せる写真を撮りたいので、横顔だけよろしいですか?」と、
会場にいた方に言われ、さも書画が分かるふりをして写真に収まる。他に熟年夫婦が一組いました。
もしも、警察関係の方で、書初めの風景写真が載ってましたら、お知らせください。


次に画廊へ、


「竹本真紀」さんの個展を観に行く。
「視点をピストルで打つための展覧会」

こう言った画廊は初体験です。少年とも少女とも言いがたい絵の頭部に噴出しがあって、
そこには何も書いてなくて、、、
作者の竹本さんに、「ここに、自分の気持ちを投影するの?」と聞いてみた。
それでもいいし、自由に観れば良いような事を言ってました。
他の作品の写真も見せてもらい、これが絵葉書サイズなら、欲しいな、、、と思った。


お土産2号「おにぎりせんべい」を感謝の気持ちと共に渡す。
これは関東にはまだ出ていない、関西ではめちゃくちゃポピュラーなお菓子で、
その後の話によると3月には関東でも売り出されると言う情報を知る。

音楽でも美術でも造形でも、こう言ったパワーを持ってる人って、すっごいオーラ持ってるな。
ちょっとでも、あやかりたいな、、、とおもうぴろぴろでありました。

 

画廊を後に、次の表参道に行く。
お昼を食べそこなった羽魚さんとサンドイッチだけで、小腹がすいた私は、
ナディッフでランチを取る。
ナディッフは、美術書が沢山おいてある、明和電機のイベントでも使われた本屋さんです。
がっちりとラザニヤを食べ、その日の個展を観て、「あ、、綺麗だな」とめっちゃ素人の感想を言った。
そして、明和電機の製品チェック!
「魚コードストラップ」が、10色もそろってるのを久々に見る。大きいほうの「魚コード」もある。
「コロン」「チャチャ」「ノックマン」「ビットマン」もそろってる。
ん、、、満足です。

で、次に裏道をテクテク進んで、「デザフェスギャラリー」に連れていってもらう。
建物の外観に驚きました。鉄パイプがいっぱい組んであって、何処から見ても「アート」な建物です。
1Fの岩田悌次氏の「テクノロジーアート2003」のお部屋に入りこむ。
そう、誰でもピカソに出ていたカメラをつんだキャタピラの作品の人です。
羽魚さんとまったり話してるのを横で聞きながら、いろんな作品の映像をPCで見せてもらう。
こういったメカニックなものを造るってだけで、めっちゃ尊敬してしまう。
記念に作品の写真と撮らせてもらう。

ぴろぴろとINFINITY Type-00のこらぼれーしょんだ!ただいま現像中。

まあ、ポーズを取った時点で「大阪の人はこれだから、、、」とお褒めの言葉を頂く。
2ポーズ目は、とってもノーマルに「INFINITY Type-00とぴろぴろ」

「ふつうノーマル写真を撮ってからするもんだよ」とまたお褒めのことばを頂く。

なによりの賛辞に舞いあがるぴろぴろ。

他のお部屋でもいろんな方の作品があるので、みせてもらいにいく。
曼荼羅のようなインドチックな絵とか木彫り、石膏か?と思うようなABR樹脂でできた像とか
ここもすっごいオーラであふれている。

兆度時間になりましたので、最寄駅まで送ってもらう。

今回何故上京したか?それは、携帯電話着信メロディーの「Kクリ」のフォーラム&セミナーのためであります。

会場には開始時間ぴったりにつき、9割以上の関係者が着席する中、ごそごそと前のほうの席に案内される。
入口で名札と記念のマグカップをもらう。記念品はショップのロゴの入った特製マグカップです。ありがとうね!
他にも、カレンダーやヤマハって静岡にあるから「うなぎパイ」までお土産にもらうのであった。


携帯電話のこれからとか著作権についての難しい話が続く、
著作権って今年の春からめっちゃ、難しくなるんですって。どうなるか?って言われても難しすぎてね、、、、
これは専門の方におねがいしたほうがいいわなと、再確認する。
後半のセミナーもアレンジ方法について、かっこいいお話が続く。

で、その後はお楽しみの親睦会!
お腹すいてんねん!ご飯たべたいねん!って隣の会場に移動。
親睦会では「名前ビンゴ」をするので、クリエーター同士、名前を聞いて交流してくださいとの
意向であります。
16マスを埋めるには、あっちこっちテーブルを移動して、話をしないと埋まらない!
同じテーブルのクリエーターの名前を書きこむと、とりあえず食う!

チーズとハム、クラッカーのオードブル おいしゅうございました。
お蕎麦にマグロのマリネ おいしゅうございました。
エビフライに白身のフライ おいしゅうございました。
ピラフに鴨のロース おいしゅうございました。

そうだ、まだビンゴカードが埋まってないぞ!ってテーブルを周りまくる。
いつもは、ショップ名とクリエーター名からどんな人かな?と想像していた方が、
男なの!女なの!若いの!3人で作ってるの!と驚くばかり。
話してるうちに、関西系のクリエーターは関西弁に戻り、「母国語で話そうキャンペーン」を実施。

やっぱね、自分の言葉で話さないと気持ちは通じないよ!って事で浪速のオバチャンパワー炸裂!

関係者の紹介、クリエーターの紹介で、壇上に上がり自己紹介する。

(ビットマンを振りながら)「P-PROEJCT」です。
これは、明和電機の製品で、明和ともどもよろしくお願いします。
2月には新ショップ「こってこて」もオープンしますので、よろしくお願いします。


会場どよめく、、、まだ、いけるで!社長!まだまだビットマン売れまっせ!
会場で手売りしようかと思うほど、反響が大きかったのよ>ビットマン


テーブルにもどり、ビットマンの布教に入る。
来年のフォーラムにつけている人が増えてたら、めっちゃうれしいよーん。

ビンゴゲームではさすがヤマハさん。
SOLのソフトが3本、光るギターが1本、ねずみーシーのチケット、携帯ストラップ色々、
ポスター、マウスパットなど、大盤振る舞いです。

さあ、ビンゴ開始!ってときに「モバイルヤマハ」さんから取材を受ける。
ビットマンのおかげか?写真も何枚か撮られる、ええの?顔出して?ええの?まあ、ええか?
きっかけやら、運営していく上での苦労話など聞かれる。

よこではビンゴが始まってる、ゲームを続けながら、話しをするという、アクロバットなぴろぴろでした。
で、最後のほうにビンゴになってアジの開きの携帯ストラップが当たる。

2次会は近くのお店で、ずーっとしゃべりっぱなしです。
胃の調子が悪いので、ウーロン茶だけで過ごす。
大阪出身のTさんとこってこてな話しから、奈良の鹿の話とか、大阪の家庭にたこ焼きの鉄板があるのは、本当か?など
いろんな話しがでる。

もちろん、技術的な難しい話も聞くが、いつもはメールだけでやり取りしているKクリ関係者とコミュニケーションを図るのであった。

夜も遅くなったので、そろそろホテルに戻る。

神田のほうにとったビジネスホテル、安い!¥6300は安い!
今日1日の事を反芻しながら、ベッドに入るが、、、、冷蔵庫がホーミーを唄う。
アレがあると、私寝られないんだ。定期的に鳴るホーミーにぶちぎれながら、来年は違うところにしよう!と誓うのであった。

19日(日曜)
まっかな目を擦りながら、冷蔵庫をうらみつつ、チェックアウト。

一路東京駅のコインロッカーへ!
銀の鈴ちかくのコインロッカーにいれる。最近は鍵のところに、何処のロッカーか?書いてあるところがありがたい。

今回1番楽しみだった目黒に向かって山手線に乗る。

途中品川駅で、大崎で電車を止める事故があり、駅に3分ほど停車。
電車に乗っててすごいなって感心する事は、携帯電話の音がしない。車内で電話してる人が居ないって事です。
電話がかかってきてもすぐに電車を下りて、ホームで話すのよね。電車がすぐに来るから、そんな事をしても時間に遅れないんだろうね?
それと、構内禁煙だと絶対タバコ吸ってる人が居ない事。
大阪じゃ地下鉄であろうが、JRであろうが、喫煙コーナーに行く途中で火をつけてホームの端から端まで聖火ランナーのようなおっさんをよく見かける。
あとね、禁煙の看板の下で堂々と喫煙する人。何語なら読める?ねえ!わかっとるんか?

まあそんなこんなで、目黒に到着。
バスで2つ目の大鳥神社近くで下車。

「寄生虫博物館」に到着!

え?なにそれ?とお思いの方、検索すればポンっと出てきます。

笑う寄生虫などの本を読んでこの博物館を知りました。
入口には各種寄生虫の標本が展示されています。
2階には、かの有名な8.8mのサナダムシの標本がお出迎えしてくれます。
標本よこには8.8mの平織りのロープがおいてあって、このロープを持って記念撮影してきました。
一人で行ったので、売店にすわっている上品そうな御婦人にシャッターを押してもらった。

「皆さんここでどんな写真を撮られて行かれますか?」と聞いたところ、
「体に巻きつけたり、持ってみたりいろいろとされていますよ」とのこと。
わたしは、手に持ったまま、写真をお願いしました。
売店では、サナダムシのプリントTシャツやランチバッグ、各種寄生虫のピンバッチ、ペンダント、
絵葉書、シール、本、、、と記念品がいっぱい。
私は、ココのパンフレットとサナダムシのシールと絵葉書を購入。ここを後にするのであった。

とりあえず、丸ビルかな?って地下鉄で二重橋まで戻り、目の前の皇居に行ってみた。
広いね、都会の真中にこんな広いところがあるなんて、かっこいいね?
今は記帳所があるので、その波にのって近くまで行ってみる、、、波に飲まれてそのまま記帳してしまう。
いいのか?それで!わしの名前がのった記帳書、ちょっとドキドキ!

で、丸ビルまでもどって、、、、脚が、、、脚が痛くてあるけねー!

それに、、、丸ビルって四角いやん!あかんやんこれじゃ!

クイックマッサージを探すが、分からず。とりあえず昼食を探す。
5・6階のお店は何処も1〜2時間待ち、それは大阪人には許されない事だ!
なんで、ご飯に2時間も待つかな?
で35・36階に行く、ここも1時間以上の待ちです。でもって¥2500以上するんだよ、ランチが!
空いているところは、4万円もする懐石料理だったりするから、もーゆるせん!

で、地下に空いてるラーメン屋があったので、行ってみる。
まだ空いてる、とりあえずラーメンでも食ってみるか、、、950円の角煮ラーメンを注文。
店内が異様に静かなのが気がかり、モクモクと食べる客、、、、やっぱりそうなのか?ねえ!

行列の
 並ばぬ店に
   うまいもんなし

      うまいもんなし
          うまいもんなし、、、、、、、
一口すすって「ふざけてる」って席を立つには、足が痛くて、修行だと思って胃に流し込む。
どの客もスープをたっぷり残したまんま、出て行くのはアジの程度を物語っている。

でも麺が無くなると、やっぱり出て行きたくなる、そんな味な店である。
お土産を探しにプラプラ歩く。

やっぱイタいっす。足の裏が打ち身みたいになって、痛いっす。
いつもは運動靴だったりするので、パンプスはクッション性にかけ、痛いっす!

八重洲口の地下街に英国式の脚マッサージの店を発見、あわてて「脚パンパンで、、、もんでください」と駆込む。
50分で5500円&ショートパンツレンタル代100円。マッサージ師の指名は?の質問に、
「初めてなんで、指名もなにも、、、」で、お任せに。

**さんどうぞ、と呼ばれ入っていくとあれ?男の人が担当か、、、どうしよう、、、、
しかも「要じゅん」似の男前だった、、、、どないしよ、、、緊張するやん、、、、
でも、フットバスで脚をあっためて、脚裏を押してもらうと、あ、、、、疲れが取れるやん、夕べ寝てないから、眠れるやん!
あっという間の50分、名前を5回くらい呼ばれるまで起きれなかったのだ。

そろそろ新幹線に乗るのに、荷物整理なんかしたいから構内に入ると、銀の鈴にいくてまえに、
脚のマッサージのお店があるのを発見!手もマッサージしてマニキュアも塗ってくれるようです。
え?こんなところに!こっちのほうが安いやん!と銭金の問題に執着する。

次はこっちを予約しとこっと、旅の思いでいっぱいの重たいかばんをもって、新幹線ひかり(700系)に乗り
新大阪をめざし帰路につくのであった。

 


お疲れ様でした。